ちの動物病院
諏訪地域(茅野市、諏訪市、富士見町、原村、下諏訪町、岡谷市)の動物病院
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不妊・去勢手術

<概要>
基本的に
6か月齢以上の子を対象に実施しています。
健康上問題なければ去勢手術は日帰り、
不妊手術は1泊入院となります。

当院の特徴として、術前・術中・術後に至るまでの
すべての段階でペインコントロールを最大限に実施し、
術後の点滴も行うなど、以下のように、安全性を確保した上で手術・麻酔を行っています。

1、全症例で、執刀医とは別に麻酔スタッフを設置し、
  最低2人以上
で麻酔管理を行う。
  
→術者が一人で手術しながら麻酔管理をするということはありません。
2、全身状態の把握と麻酔リスク評価のための
血液検査を事前に行う。
3、全症例にて麻酔深度が調節可能な気管挿管による
吸入麻酔を採用。
  局所麻酔、先制鎮痛、マルチモーダル鎮痛(多方面からの痛みの緩和)等を併用する。
 
 →鎮痛を十分に行うことにより、必要麻酔量が大きく減少し、安全性が増します。
5、
各種麻酔モニターにより、麻酔深度をできるだけ浅く調節。
6、全症例にて、回復を早めるため、お返しまでの間、
点滴を十分にする。



<去勢手術(男の子)>
前立腺の病気、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫などの病気の発生率が低下します。

前立腺の病気に関しては無症状のものも含めると高齢のワンちゃんには非常に多く認められます。

ネコちゃんの場合はスプレー行動(尿による臭いづけ)の予防になります。

ご家族様にとって非常に苦痛になることが多いので、お早めに去勢手術を受けることをお勧めします。


不妊手術(女の子)>
乳腺腫瘍の発生率低下や、卵巣・子宮の病気の予防になります。
乳腺腫瘍はワンちゃんで
約50%が悪性、ネコちゃんでは80%以上が悪性といわれています。

予防には若い時期の不妊手術が効果的です。

また子宮に膿が貯まる
子宮蓄膿症は9歳以上の子の66%の子に発生するといわれ、

緊急性の高い病気のひとつです。



※去勢・避妊手術後に代謝の低下などにより太りやすくなる子がみられますが、
多くは食事管理を適切に行えば問題ありません。

※また、以前には早期の避妊手術が成長不良や病気を引き起こすという説がありましたが、現在では否定されています。

※去勢・避妊手術を受けた子のほうが平均寿命が伸びるとの統計的な報告もあります。

※病院でも手術における利点・欠点や、
麻酔のリスクなどについても詳しくお話しいたします。
どんな小さなことでもお気軽に何でもご相談ください。


<料金>
体重や健康状態、麻酔前の検査(血液検査やレントゲンなど)、麻酔時のオプション選択(歯石取り、マイクロチップなど)等によって変わるため、
一概に言えませんが基本料金は下記のようになります。
麻酔前の検査やオプション等をどこまで行うかなど、
一度来院して、獣医師と相談するようお願い致します。

基本料金 
消費税10%込表記です
●去勢手術 犬23100円〜 猫20900円〜
●不妊手術 犬34100円〜 猫31900円〜
※体重やオプションによって変わります。
※基本料金には吸入麻酔や局所麻酔、各種鎮痛注射剤、術後の内服薬、術後の点滴の料金を含みます。
  術前検査料金や抜歯爪切りなどのオプション料金を含みません。